突然掛かってきた電話で「お得な情報のご案内」。
よくある文言ですが、結論から言いますと
「うまい話・お得な話」が電話でやって来ることは有り得ないと思っておいた方が良いです。
そこにあるのは、あなたが得をする情報ではありません。
電話の「お得な情報」こそ注意すべき理由

電話で「お得な情報」と言われた場合、注意すべき理由としては、
「その話で得をするのが、あなたではない」からです。
じゃあ「お得な情報のご案内」で一体誰が得をするのか?
それは、「電話をかけてきている業者」もしくは、
電話代行を依頼している「商品・サービスの販売元」になります。
そもそも、自分たちが得をしない・利益が出ないのであれば、
わざわざ人件費と電話代のコストをかけてまで
営業電話をしようと思わない訳ですよね。
しかし、そこを敢えてコストをかけて
電話をしてきているという事は、
電話をかけている側が「コストを差し引いても得をする見込みがある」と思っているからで、
「電話をかければ、1つでも多くの商品やサービスが売れ、儲かるだろう」という計算のもとに動いているのです。
電話の「お得な情報」に乗せられないために

お得な情報とは、あくまでも電話を発信している業者が「自分たちが得をするための情報」であって、必ずしも電話を取った私たちが得をするとは限りません。
むしろ彼らの利益のために、彼らが事前にかけた経費(人件費・電話代など)が商品やサービスの料金に上乗せされ、私たちが損をしてしまう可能性も考えられます。
そのため、こういった「お得な情報」にホイホイ乗せられるのではなく「私たちにとって本当にお得なのか?」冷静に考えることが大切になってきます。
電話経由でやって来たお得な情報こそ、吟味が必要。
迷った時ほど「持ち帰りで検討」を実施し、うっかり不必要な商品やサービスの契約をしてしまわないよう注意しましょう。